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先輩インタビュー INTERVIEW

手術室から地域包括ケア病棟へ!キャリアチェンジで叶えた自分らしい看護の追求

京都府京都市左京区岩倉にある医療法人寿尚会洛陽病院で働く看護師

地域包括ケア病棟 看護師 西田|好きな言葉「生きているだけで偉い」

看護学校を卒業後は170床ほどの急性期病院に就職し、手術室で約6年勤務。結婚を機に退職し、500床以上ある急性期病院を経て、2023年2月に洛陽病院へ入職。現在は地域包括ケア病棟にて勤務。京都市山科区から約40分かけて通勤。

看護師へのキャリアチェンジ

看護師になる前は、会社員としてテレフォンオペレーターの仕事をしていました。最初はうまく行っていたのですが、徐々に「私はデスクワークに向いてない」と感じるようになりました。人と直接関わる仕事を求めて、知人の勧めもあって看護師を目指しました。30代後半でのチャレンジでした。

手術室看護師から地域包括ケア病棟へ

看護学校を卒業後は、附属の170床ほどの急性期病院に就職しました。そこでは手術室看護師として長く勤務しました。全身状態の管理や器械出し・外回りなど一通りのスキルを身に付けられた反面、手術室では患者さんの療養生活のほんの一瞬にしか関わることができないと感じていました。

より長期的な視点で入院から退院まで患者さんと関われる仕事がしたい。また、入院前・退院後の患者さんに対して予防医療のような役割にも興味がありました。そして、結婚を機に退職し、地域包括ケア病棟がある病院で病棟看護師として働き始めました。

京都府京都市左京区岩倉にある医療法人寿尚会洛陽病院で働く看護師

洛陽病院を選んだ理由

手術室看護師から病棟看護師にキャリアチェンジして最初に勤めた病院は、500床以上ある三次救急も受け入れる急性期病院でした。結婚後に転居した先から距離が近かったことと、地域包括ケア病棟で働けるということで入職しましたが、私が想像していた環境とは異なるものでした。
その病院の地域包括ケア病棟には、急性期後の患者さんでまだ退院できない方を一時的に受け入れたり、眼科等の手術後で短期入院の患者さんを看るような役割になっていました。

また、手術室看護師時代は長く同じメンバーで一緒に働く職場だったため、メンバー同士で色々と話し合いながら仕事を進めていける環境でしたが、規模の大きな病院では忙しいこともあり、基本的にトップダウンで決められた通りに仕事を進めていくことが求められていました。
周りも新卒から働いている若い看護師さんが多く、中途入職だった私には環境が合わなかったため、1年経たずに退職しました。そんな時に洛陽病院の看護副部長の前原さんから、「うちの地域包括ケア病棟で働いてみたら?」と声をかけてもらいました。

地域に密着した病院で、全員の顔が見える規模感の洛陽病院であれば、地域と病院との繋ぎの部分で『患者さんに対して何ができるか?』を職員同士で考えながら働けるのではと思い、通勤距離は遠くなりましたが入職を希望しました。

京都府京都市左京区岩倉にある医療法人寿尚会洛陽病院で働く看護師

私が大切にしている看護観

看護観はその時々で変わるものだと思いますが、ずっと変わらずに私の中であるキーワードは「看護師は考え続ける仕事」というものです。

「看護」という広い枠組みの中で、教科書的な正解はあるかもしれないけれど、患者さんに対する看護には正解はないと考えています。患者さん自身がどう生きたいのか?私たちの看護・ケアを患者さんがどう感じたか?100%理解することはできない。だからこそ、患者さんそれぞれの状況や希望に応じて最適な対応を考え続けることが重要だと考えています。

洛陽病院で経験できること

前職の地域包括ケア病棟との比較しかできませんが、洛陽病院では入院されている患者さんの入院前のこと・退院後のことをしっかり把握した上で、仕事ができていると感じます。

地域のケアマネージャーやMSW(医療ソーシャルワーカー)と連携をしてカンファレンスを行い、「介護度の認定を変更してもらった方が良いのではないか?」「退院後は介護施設に行くか、老健を挟めばご自宅に帰れるか?」といった話し合いに参加しながら退院支援に携われています。手術室では経験できなかった看護を新しく経験することができています。

京都府京都市左京区岩倉にある医療法人寿尚会洛陽病院で働く看護師

洛陽病院で働く魅力

洛陽病院には、様々な場所で経験を積んで来られた中途入職の看護師が多く活躍されています。私自身、手術室での勤務で看護師としての経験・知識をある程度積んで、その先は管理職やスペシャリストを目指すというよりは『看護師として細々とでも長く働いていきたい』と考えていました。そして、洛陽病院に入職してからは、これまで積み上げてきた看護を、目の前の患者さんお一人お一人の状態や希望に合わせて提供していく。各々が持ち合わせている看護を活かしながら、落ち着いて患者さんと向き合える環境だと感じます。

私が入職して良かったと思うところは、人間関係がとても良いことです。必要な指導はもちろん、分からないことがあれば嫌な顔ひとつせずにみんなが教えてくれます。そして、看護師・看護助手(ケアスタッフ)のみんなの患者さんへの対応がとても優しいところは、とても素晴らしいと感じています。

今後の目標

洛陽病院の地域包括ケア病棟で地域の方々と連携しながら働く中で、ケアマネージャーという職種が、患者さんの生活と医療の仲介役としてとても重要な役割であると知りました。今後の目標として、いずれは介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格取得まで行けたら良いなぁと考えています。

(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)

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