子育てと両立できる職場環境で、患者さんとじっくり向き合える看護を
看護学校を卒業後は、滋賀県の600床以上ある公的病院に就職。救急病棟で約6年勤務し、その後は企業の健康管理室の看護師や有料老人ホームでの勤務を経験。結婚を機に京都へ転居し、2022年10月に洛陽病院に中途で入職。
私の看護師キャリア
新卒では600床以上ある高度急性期病院に就職をしました。救急病棟で勤務し、看護の基礎知識・技術を身に付けました。6年ほど働いたところで腰の具合が悪くなってしまい、転職を考えていたところ、職場の上司から企業の健康管理室での看護師の仕事を紹介していただきました。そこでも3年ほど働き、腰の具合も良くなってきたところで「また病院で働きたい」という思いが出てきました。いきなり病院に戻るのは心配であったため、夜勤がある有料老人ホームでの勤務を経て、療養系の病院に転職しました。
洛陽病院に転職したきっかけ
再び病院で看護師として働き始めた頃に結婚をし、その後出産を経験しました。子育て・家庭と両立しながら長く働きたいと考え、日勤帯だけで働ける病院を探していたところ、洛陽病院に出会いました。
洛陽病院を選んだ決め手は、日勤だけの勤務でも常勤で雇用していただける勤務形態があったことが一番です。また、京都市内で車通勤OKの病院が意外と少なく、家から車で通勤できる点も決め手の一つになりました。今は約10分の通勤時間で、急性期一般病棟で日勤常勤として働いています。
洛陽病院での看護
私が所属している急性期病棟は、整形外科や内科系の患者さまが入院されています。入院患者さまの中には高齢の方が多く、認知症やその周辺症状がある患者さまも多くおられます。なかなかスムーズにコミュニケーションが取れなくて大変なことも多いですが、私は洛陽病院で『待つこと』の大切さを学びました。患者さまが理解できるまで待つ・やりたい気持ちになるまで待つ。そんなことを心がけて関わっていくうちに、うまくニーズに気付くことができて患者さまが安心した顔をしてくれることが増えました。病気・疾患を看るだけではなく、患者さまとじっくりと関わることができることは、洛陽病院の看護の特長だと思います。
家庭と両立できる環境に変化
入職してしばらくは療養病棟で勤務していました。その後急性期一般病棟に異動をしたのですが、当初は残業が多く発生する状況でした。子どもがまだ小さかったこともあり、「この状況が続くようであれば、ここでは続けられない」とまで考えていました。
退職するか悩んでいたところ、師長が代わられて、新しく武内師長が来られました。そこから色々と業務改善に取り組んでいただいた結果、残業時間が一気に減りました。定時で帰れる日もあれば、遅くても18時までには帰れるような職場環境に変わり、子育てと両立しながら働けるようになりました。
子育て理解が深い職場環境
今は時間外も少なく、また周囲の皆さんが子育てに対する理解が深く、仕事と家庭の両立がしやすい環境だと言えます。土曜日や日曜日に勤務していると、看護師や看護助手(ケアスタッフ)の方が「子どもが休みの日に、大丈夫なん?」と気にかけてくれて声をかけてくれます。理解のある方々に恵まれているので、急なお休みの相談もしやすく、子どもの学校行事等は必ず参加させてもらってとても助かっています。
福利厚生も充実
医療費還付制度があったり、子供看護休暇があったりと福利厚生も充実していると思います。
洛陽病院では、有給休暇が入職して6ヶ月待たずに付与されます。小さいお子さんがいらっしゃる方とかにとってはありがたい制度だと思います。私の場合は、計画的に有給休暇が消化できるようにシフトに組み込んでもらっていました。
今後の目標
洛陽病院は地域に根ざした病院、近隣の住民から必要とされている病院だなと感じます。
日々の仕事の中では、「もっとこうした方がこの人には合っているんじゃないか」「こうしたら移乗が楽にできるんじゃないか」などと自分で考えながら色々試してみることができる職場環境があります。ちょっとしたことでも自分で考えたことがうまくいくと嬉しく、それが毎日のやりがいにもつながっています。
コロナ禍ではなかなか医療従事者が旅行に行きづらかったりもしたので、落ち着いたら連休をもらって家族旅行に行きたいなと考えています。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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