新卒1年目での挫折を乗り越えて。第二新卒の私が洛陽病院で成長できた理由
看護学校を卒業後は、450床以上ある急性期病院に新卒で就職。周術期での経験を積むも約半年で退職。2023年6月に洛陽病院に中途で入職。現在は急性期一般病棟に配属。
看護師1年目での挫折
私は公立病院の附属看護専門学校を卒業し、450床以上ある地域の中核病院で看護師キャリアをスタートしました。新人研修を経て、周術期に関わる病棟で働き始めましたが、半年程で体調を崩してしまい休職しました。しばらくお休みをいただいたのですが、復帰できずに退職することになりました。
洛陽病院を選んだ理由
半年程心身を休ませる期間を置いて、「もう一度看護師として働きたい」と思えるようになり、病院を探し始めました。看護師としての経験が1年満たない私でも受け入れてくれる病院を探していて、洛陽病院に出会いました。急性期での経験が積めること、そして教えていただく先輩方の人間関係が良好であるという話をお聞きして、洛陽病院への入職を希望しました。
入職前後のギャップ
入職して一番良かったなと感じている点は、本当に先輩スタッフ達がみなさん優しい方ばかりで、第二新卒の私に対して丁寧な指導をしていただける環境があることです。『分からないことがあるのは当然だよ。1回で覚えられなくても良いから、分かるまで聞きにおいで』と声をかけてもらったのがとても印象に残っています。忙しくても聞けば時間を取って指導してくれる。新卒・中途に限らず、聞きやすい・質問しやすい雰囲気はとても有り難いと感じています。
逆に、働き始めて驚いたことは『人が少ない』ということでした。前職の450床規模の病院と比べると、やはり働いている職員の数は圧倒的に少ないです。充実した教育体制・手厚い研修制度を求めることは難しいなと思いました。一方で、教えてもらいながら実践をしていく、いわゆるOJTの中で勉強になることもたくさんありました。頭で覚えるだけでなく、実践を通して学ぶことで早く身に付くという側面もあり、看護師経験が浅かった私にとっては良かったなと感じています。
入職して2年目になりますが、看護師として必要な基礎技術の習得ができ、少しは自信も付いたと感じます。
学べること
今はどこの病院でも同じだと思いますが、洛陽病院の急性期病棟にも認知症や統合失調症等の精神疾患をお持ちの患者さんが何人かおられます。看護技術の習得・実践が特に求められる急性期看護だけではなく、認知機能障害や陰性症状(意欲の低下など)が見られる患者さんに対して、病棟看護師たちがどのように関わっていくべきなのかを考えさせられる機会があります。
私なりに「こういう風に関わってみよう」とトライしてみたことが上手くいかなかった時には、先輩看護師にも介入してもらって一緒に対応方法を検討してもらったり。病棟看護師が一人ひとり違う対応をするのではなく、「この患者さんには、こういう関わり方で統一しよう」とみんなで話し合ったり。
忙しさは感じながらも、理想の看護についてみんなで考え話し合いながら働くことができる環境はとても勉強になり、やりがいにも繋がっています。
ワークライフバランスへの配慮
急性期病棟ですが、残業は少なく、定時で帰れる日も多くあります。夕方前に救急で入院が発生したとしても、みんなで業務を上手く分担して、残業せずに夜勤スタッフに引き継いで終えることができています。人間関係の良好さは、チームワークの良さにも繋がっていると感じます。
お休みも希望を言いやすく、また通してもらいやすいと感じています。
私は京都府亀岡市の方から約1時間半かけて通勤しているのですが、残業なく帰れること・お休みも取りやすい職場環境のおかげで続けられていると思います。
今後の目標
私の好きな言葉は「Never too late,Never too early」です。看護師としてのキャリアは挫折から始まりましたが、洛陽病院で働き始めて少しずつですが看護技術を身に付けて、これまでやってこられました。看護学校の同級生と比べると遅れているところはあるかもしれませんが、私なりのペースでこれからもどんどん新しい経験を積んでいきたいと考えています。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
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